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<至誠ホーム職員への緊急メッセージ> 東北・関東大震災

至誠ホーム ホーム長 橋本 正明

 3月11日(金)、現代日本を大災害の嵐が襲いました。
被災された方々、ならびにそのご家族・ご関係者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い、復旧、復興を心よりお祈り申し上げます。

 第二次世界大戦の廃墟から立ちあがった日本が、関東大震災や阪神淡路大震災を越える複合大激災に見舞われています。自然の大災害である地震と津波に加え、現代の日常生活を支える電力の供給を担っている原子力発電所が大きなダメージを受け、放射能が飛び散る危険が迫り、未だにそれを抑えることができない状況が続いています。3月22日(火)現在、死者・行方不明者は3万人近いと言われていますが、放射能汚染が始まればその被害はどれだけ増大するのか、身の震える思いです。広島・長崎の原爆で見てきたように、子どもや孫まで影響を与えかねない世代を超えた災害になる可能性があります。既に、東京から大使館を異動させた国もありますし、在日外国人の方々が避難のため日本を離れているというニュースも聞きます。

 そこで、私たちは、この状況をどうとらえればいいのでしょうか。答えは、一つです。
現実を受け止めて、国民が一致団結し乗り越え、将来に向かって前進をしていくことしかありません。管総理大臣が、自民党の谷垣総裁に内閣へ参加して共にこの時代に向かっていこうと提案したそうです。残念ながらその提案は拒否されました。私は政治の世界で、国民も政党も一つになってこの災害を乗り越えていくという模範を国民に示して欲しかったと思います。とても残念な気持ちがしました。

 一方海外メディアでは、この大災害にも関わらず日本国民が冷静に状況を受け止め社会的な混乱を起こしていないことを、非常な驚異を持って見てくれています。

 各所で、震災に関する対応などを行っている職員の皆さんに感謝をいたします。これから様々なことが起こると思いますが、日本という国を構成している私たち一人ひとりが、今直面している国難に立ち向かい、ともに助け合い、支え合い、克服の道を模索し、前進しましょう。

 まずそのために、資金が必要になります。義捐金に協力をしましょう。至誠ホームでも義捐金を集めますが、税金や社会保険料とは別に、社会を構成する一員としてできる経済的な援助をしましょう。

 次に、要請があれば、被災された方を、心温かく至誠ホームに受け入れましょう。避難した方の受け入れに関しては、現在東京都・厚生労働省が調整をしています。

  三つ目は、救援活動への参加です。現場の仕事があった上でのことですから、それを踏まえながら、救援活動に参加をしましょう。これも、現在行政が調整を行っています。要請がありましたら、至誠ホームとして全面的に協力をしたいと思います。ぜひ職員の皆様の協力をお願いします。国難が立ちはだかるときこそ、私たちの真価を発揮する時です。頑張りましょう。

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